2010年4月21日水曜日

大学とか、(高等)教育の民営化


教育の民営化は、何につながるのかと、どうしてそれが
いけないのかについてぐるぐる考えているのだけど、

教育の民営化の可能性、みたいなのが気になる。

ぜーんぶ、価値なんてお金で測れるんだよーってして、
いちばんgain currency儲かってるのは、どの学問か(就職につながるって
意味でなら、ビジネスとか?)って見て、
例えば教養人であることを表している(はずの)哲学や、歴史学は
儲かってないってなった時。

歴史や伝統で、学問の価値を測らないのであるとなると、
何を意味するのか。

今もまだあるんだよね?専門高校や、職人の人について、
技を学んで、そのままそれを生かして就職ってか、
それを今度は食べていくのに使うの。

今の経営学とか、商学(部)って、同じようにとらえられるのか。
その後どうやって食べていくかに直結している具合。

昔の全てが良かった昔に戻ろうでもないし、
今があるべき、最高の状態とも思えない高等教育の場、位置づけ。

気になるので、ちょいとメモ。


豆腐ハンバーグ作ったの!

超水切りした木綿豆腐、
しいたけ(Shiitake Mushroomsってね)、にんじん、ねぎ炒めて、
パン粉(パンをトーストしたら出来るのね)、
手でこねこねして、

お醤油、カレー粉、塩コショウ混ぜて、ぽんぽんして、焼く。

美味しく出来た!
って何より、型崩れしなかった!
たまご使わないでも、出来るんだね。
(Veganじゃないです。ベジタリアンでもないです。)

---

アメ史の授業の課題本、On Not Speaking Chinese: Living Between Asia and the West
を、読んでいるのだけど、やっぱりdiasporic intellectualディアスポラの
知識人(なんでこう訳したのか知らないけど、本橋のタイトルそのまんま)は、
好きなテーマってか、読んでいてうんうんなって、だーだー泣かされる。

作者のIen Angは中国系の親を持ち、インドネシア生まれオランダ育ち。
今はオーストラリアで研究していらっしゃるみたい。

Angはどうして中国人・アジア人とidentifyすることが苦手なのかに
ついて、書いてあるのだけど。

中国人に、見た目は同じ中国人なのに、中国語しゃべれないコイツ!
思われ、よって、「同じ」中国人に差別され、みたいな語り、もちろん
納得ってか、よく理解出来るのだけど、

Angは更に、差別され、いじめられているのに、
親には理解されないって、親は同じ中国人同士ならって考えで、
自分の経験していることは通じないであろうって語っているんだ。

自分とシンクロし過ぎていて、もう、ブログ書かずにはいられず。

親の世代は、異国で「やっぱり」頼れるのは同じ人種の
人たちって感覚で。
同じ人種、同じ言葉を話すモノ同士ってだけで、OK牧場な感覚。

でもAngは、オランダ語しか話せない状態だったから、
中国人の人と言葉を交わすことも出来なかったって言ってて。

そうなんだよなぁ、異国でだと、同じ人種、言葉が通じるってだけで、
なんだろう、そこで友達になれない・通じ合えないのは
おかしい、みたいなのがさっぱり理解、、、出来なくないのだけど、
英語が話せるってので、人種関係なく、人と対話出来るあんなには、
同じ人種であることの重要さなんて(分から)ない。

同じ人種でも、生い立ち・backgroundバックグラウンド(「背景」みたいに
なるのかな?でもbackgroundのがしっくり来る)が違ったら、
「敵」とまではいかなくっても、ん、敵になるのかな?

こう、アメリカでの第二波フェミニズムやブラック・フェミニズム、黒人女性の
フェミニズムにおいて、(第一波は)白人の中~上流階級の主婦の
女性しか、解放されてないじゃない!って、語っていたの、

誰かが解放される時、参政権を得るプロセスで、私は更に周縁化され、
言葉(を発する場)を奪われる、って語り。

同じ女性でも(Sojourner Truthの"Ain't I a Woman?"を
読む時のT中Kず子先生は女優)、人種、階層、が違うと、何もかも違うんだよっていう。

もちろん、自分が特権的立場におかれていることは、自覚しているのだけど。

うん、このテーマやっぱり好きってか、通じる人がいるって感じられて、幸せだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿