2010年3月28日日曜日

Taxco



オアハカの次は世界でいちばん大きな銀山のある、
小さな小さな街、Taxcoタスコです。

メキシコ・シティからバスで2時間半ほど。



家や建物が白い壁に、赤い屋根。
雰囲気は内陸にある地中海。みたいな。

(あんなは地中海行ったことないよ;ギリシアや
南イタリア行ったことあるエイリー談です。)


細い石で出来た道ばっかの、小さな小さな、
かわいらしいタスコ。

この道は辿ってったら、お花が咲いてました。いやあ可愛い。



街はシルバー・アクセサリーのお店がたくさん。
人口の95%の人が、その業界で働いているとか。

(で、残りの5%は、バーをやってるのさーって、バーの
おっちゃんが教えてくれました。)

(そのおっちゃんに、サルサ教えて!って言って、
踊りまくってたらユー日本人じゃねえ、ラテン系だ!言われた。)

WHOLE SALEで、卸売りしているところもたくさん。
世界中のシルバーアクセサリー関係のお仕事してる
人にとってのメッカみたい。


コレは実際に、アクセサリーを作っているところ。
お店の人に見れるの?見たい!言って、特別に見せてもらいました。

あんなもブレスレットとネックレスを購入。

メキシコのカトリックの象徴とも言える、Our Lady of Guadalupeの
ペンダントが欲しいなぁ思ってたけど、気に入るのが見つからず。


ずっと移動したりと、忙しく過ごしてたからタスコでの
一日はゆっくりと、歩いて、ビール飲んで
過ごして、非日常を楽しんで。

(ビールは毎日飲んでたけど。メキシコの太陽の下で飲む味は最高。)

「外国」にいるって気分がするよねぇってエイリーと話し、
いつの間にかアメリカは「外国」ではなくなってたことに気付き。

自分がどこか場所や空間を、異・国;異文化と感じるのは
何がきっかけでなのだろうと考え。

見慣れない風景、自分の「当たり前」が「当たり前」でない時、、、

メキシコで異文化圏にいるんだなぁと感じたのは、言葉が
通じなかったってのが大きい。

だとしたら、言葉が通じて、理解出来るアメリカは、
どうして「外国」だったのだろう、いつごろから「外国」で
なくなったのだろう、なんて考え。

日本語(を理解し、語る)力が衰えてきているのを
実感している最近、また日本に戻った時、また日本で
カルチャー・ショック感じるのかなぁと。

にしても、「言葉」って側面だけ見ると(他の面でもかも
知れないけど)、日本って国は、本当に理解するのが
難しい文化だなぁと。

語りの言葉は、漢字とひらがなとカタカナがあって、
異文化のモノはずっとカタカナのままで表わされて、

でも語りの言葉なんて、そんなに重要じゃなくって、
実際の語られる言葉より、何が語られないかが重要な文化で。


そういえば、タスコに行く際にはタクシー乗ってみて。
この可愛らしい白のVWビートル。

ぼっこぼこの石の道の、
信号機のない、
坂道だらけのタスコの街を運転するの、すごいよ。

運転免許取ってたとしても、絶対タスコの街で運転する
ことは初めて運転するのと同じぐらい難しい体験だと思う。

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