2010年3月6日土曜日

ひよこ豆のコロッケ


ティム・バートン監督、ジョニー主演の『不思議の国のアリス』を
観に行こう!ってルームメイトのマリーと言ってたんだけど。

今日と明日のチケットは全部完売!
じゃあ日曜日にまた来ないとねーって言って、けっきょく
地中海料理食べに行きました。

ギリシャのハルミっていうチーズのサンドイッチが美味しかった。
フェタチーズとは違って、焼いて食べるチーズなんだけど、
溶けないんだ!チューウィーなのは、チューウィーなんだけど。
かまぼこみたいな食感かも。

フランスパンのトーストに、デーツ(なつめやし?)のジャムと
ハルミと、その上にミントの葉っぱがのってて。

フランス料理とかイタリアンは超ポピュラーなのに、
どうして日本は地中海料理はあまり普及してないのだろう、、、

バターを主に使うフランス料理より、オリーブオイル使う
地中海料理のが、東洋人の胃にはやさしいのでは?思うのだけど。

ついでに中東料理も、ないなー思う。

2年前(!)の夏、フランスで過ごしてた時、お昼はほとんど毎日、
中東系の屋台で買ってたから日本に戻ってきたあと、それはすごく感じた。
毎日、ファラフェルのサンドイッチ食べてたからなぁ。


ファラフェルとは中東のひよこ豆をつぶして作ったコロッケ。

ベジタリアンでスパイスの達人のエイリーのおかげで、
お店がなくっても自分でファラフェル作れるようになったよ!

たまたまママとスカイプ中、フムスを食べてて、ファラフェルの
ハナシになったから、レシピなんぞを書いてみようと。

ひよこ豆の水煮の缶詰め半分くらい、
玉ねぎ半分くらい、
小麦粉大さじ3~5、もしくはコロッケっぽくなるくらい、
コリアンダー・香菜半分くらい、
ライム汁、
クーミン(なかったらカレー粉)、
塩コショウ、

ひよこ豆つぶして、玉ねぎと香菜みじん切りにして足して。
そこに小麦粉足して、手でこねこね、コロッケっぽくしてって。

ライム絞って、クーミン、塩コショウで味付けして、
サラダ油で揚げる。

ドレッシングは無糖のプレーンヨーグルトに、余ったライムと香菜混ぜて。

トマトとか挟んでピタパンと食べても良いし。
エイリーはオリーブと炊いた玄米と一緒に出してくれた。美味しかった。

エイリーみたいに何もかもに香菜使って、わさび豆を常備していて、
韓国料理屋で、大好きでたくさん食べるから、わざわざ別でキムチを
注文する白人は初めてだ。

2個上の先輩で留学していた人で、ルームメイトが日本食を臭いって
言ってきて、苦労したって言ってた先輩に比べて、ルーミーにも
とても恵まれてるなぁ。

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そういえば、みくしの広告で見つけたのだけど。



別の会社だけどママも通ってたし、大学の友達も
通ってる子何人かいたし、最近ポピュラーだよね、お料理教室!

あんなもママと体験レッスンは行ったことアリ。写真はその時のパン。
(でもあんなはミーハーだし)

ココは天然酵母パンとか、米粉で作るパンとか、
とてもターゲットを理解しているなぁ感じる。

そしてパンシェルジュ検定なんてのもあるのね、、、

なんだろう、まず「検定」とかって、知識を商品化している感じで、
あまり好きくないんだよなぁ。
手っ取り早く技術を判断する手段ではあるのだけど。

上手く言葉に出来ないのだけど、こういうお料理教室に通っている人たちが、
いずれは自分もお料理教室を開きたい・お料理の先生になりたい、
もしくはパン職人や、パティシエになりたい、って動機が
あって通っているのであれば、いわゆる

「価値の同一化;グローバリゼーション」

みたいな現象につながるのでは?と感じてしまう。

コレが正しいパン成形の方法です、
こういう味のケーキのことを「美味しい」と表わします、

って全く同じように教育された人たちばっかりが、
パン職人になっていくんだったら、ねぇ。

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(大好きなバーでのカクテル、「極楽浄土」。笑)

「どうしてバーで飲むカクテルはキラキラしているのか?」
(新書の帯ではありません。笑)

をテーマに、バイトでバーテンしてた先輩は卒論を書いてた(in神学ゼミ)。

ミックスするパフォーマンスの過程から実際の味まで、
カクテル作りを職人技として先輩は捉えていて、

バーで飲むカクテルには、「世界に一つだけ」;プレミア感があって、
その特別感がバーで飲むカクテルにキラキラを与えているんだって言ってて。

確かに、料理だって何だって、大量生産されているものより
オンリーワンな料理のが、実際はどうあれ、美味しく感じてしまうよなぁ。

エスニック料理や旅先での食事も同じ理屈で、
「めずらしい」≒「オンリーワン」≒「美味しい」って変換される傾向はあると思う。

(そしてママが得意料理はエスニック・無国籍・創作料理って言う理由でもある)

あんながこういう味が好きだから、あんながこういう気分だから、この人は
あんなにこの料理を出してくれたんだなぁってだけで、
実際は、ファミレスの料理と変わらないモノでも、ファミレスで
食べるごはんのが美味しかったとしても、
最高に、「特別」美味しく、キラキラしている、と、あんなは感じてしまう。

で、where is this leading to何が言いたいのかって言うと、
「価値の同一化」が進むと、
いずれ、「キラキラ」したパンが絶滅してしまうかも知れない、ってこと。

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あと、お料理を実際、習う機会がいつかあったら、あんなは
ママのお友達で、胡桃ときな粉のとても上品なホワイトチョコレートを作る、
あやちゃんから習いたいなぁと。


OU-CHIのウェブサイト、あやちゃんの雰囲気が超出てる!
あやちゃん「自己プロデュース力」すごいな。
上品な和食が恋しくなった。

Englishって書いてあるけど、英訳ないみたいだから、
英訳やったらレッスンしてくれないかなぁ。笑

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