去年の年末は中々忙しくって、ロクに出来なかったんだけど
普段、ママの実家で年末・お正月を過ごしてる時は、
毎年、自己満足でやってるのがその年の、
「読んだ本」、「見た展示・公演」、「映画」、「受けた授業」、、
ランキング。
1月から手帳を振り返りながら、ああそうそう、あの時は
あの授業を受けてたなぁ、
そういえばあそこの映画館で○○と観たなぁって、
思い出しながら。
で、去年のあんなの中でのベスト映画、
もうなんだろう、あんなの殿堂;hall-of-fameにもバリバリ追加の
作品だったのが、園子温監督の『愛のむきだし』なんだけど。
町山さんのブログのちょっと前のまで辿ってったら、町山さんの
ランキングでも、一番になってるー!!!
(憧れてる人と趣味が似てると、なんか、自分の趣味が肯定された
みたいで嬉しいよねぇ。)
あんなの、去年観た映画で他に良かったのは、
「ある朝、母が宗教に入っていることを知る。
ぼくはただ、対話するしかなかった。」
パパが一時帰国中、一人で飯田橋にある
ボランティアセンターに観に行った。
すごいすごい、強かった。
けどすごく、監督さんは優しい「視線
(と書いて「まなざし」と読む、にんべんイズム)」を
持った人なんだって伝わってきた映画。
"Jesus Camp"
町山さんとオセロの松嶋の番組で知ったの。
アメリカの南部で行われてる、キリスト教の福音派の子どもたち向けの
キャンプのドキュメンタリ。
"What Would Jesus Buy?"とか、マイケル・ムーアのドキュメンタリ映画
みたいにキャピキャピした?エンターテインメント性の高いように
編集されたドキュメンタリじゃなかったんだけど、
超面白かった。
"This Is It"
ありきたりだけど、ああ、すごい天才だったんだなぁ、と。
コンサートを観てるみたいな感じで、すごい上手く編集されてたと思う。
他には、
マドンナが初監督した映画で、Gogol Bordelloってバンドに恋した、
"Filth and Wisdom/ワンダー・ラスト"、
イスラエル占領下の土地に生まれた花嫁が、嫁いでいく一日の
プロセスを追った、シンプルなんだけど、
嫁いでシリアに行くから、その土地に、家族に二度と戻って
来れないってので、
「国境」って、なんなの、、、って考えさせられた、
岩波ホールで観てきた、
(フランスのジル・ドゥルーズの哲学を勉強してて、しかも
「国境」とかバリバリテーマな地政学とかについて勉強してる先輩の
やってる勉強をしたくなった)
レンタルで観た、"L'Auberge Espagnole"は、
フランス人の男子大学生が、
EUの学生が、他のEU内の国に交換留学する時に利用する
Erasmusエラスムス制度でバルセロナに留学して、
ヨーロッパの各国からの学生たちと一つのアパートで一緒に
留学生活を送るってストーリーで、、、
(あんなは秋から"L'Auberge (Apartment) Etats-Unis"だー!!!って、
留学ヒュー!!!ってテンションになったのを覚えてる、、、笑)
『愛のむきだし』はずば抜けて良かったから、本当に、いちばんって
言えるけど、他は、どれも、うん、良かったかなぁ。
『愛のむきだし』もそうだけど、
ついでに去年は、「宗教」がテーマの映画をたくさん観たなぁ。
他にもShelby Knoxやら、What Would Jesus Buy?、Religulous、
Enlightenment Guaranteedやら、、、観たなぁ。
どれも、ああ、そうそう、こうゆーことについて勉強したいのって
思える、映画だったんだけど、もう、コレなの、コレ、って感じたのは、
『愛のむきだし』だったな。
うん、東京戻ったら、DVD買う。
0 件のコメント:
コメントを投稿