2010年1月26日火曜日

American Exceptionalism.

今日は院の授業で、アメリカの政治思想史の
授業だったんだけど。

アメリカの政治思想にある、
アメリカは「特別」な国だって言う、
Exceptionalismと
リベラリズムを、今日は見たんだけど。

social structureがガチガチなヨーロッパから解放されて、
無限に続くように感じられる土地で、
社会主義が繁栄しなかったアメリカって視点は、
面白かった。

もうちょっとCalvinism/Protestantismの影響を見てみよう。

あとリベラリズムの限界とかを、アメリカが
いかに移民の国かって視点から、見てみたい。

そして今学期、リーディングが多すぎるって感じるほど、
たくさんある。

毎日、毎日、よ、軽く100pgは読み物がある。

内容はクィア理論、政治思想、公共政策、ポスコロ・カルスタ系、、、

公共政策以外、どれも文章が周りくどいのなんの。
うう、、、頑張ろう。

2010年1月23日土曜日

lemon meringue pie.


えいりーが今日はタイカレーと、
レモンメレンゲパイ作ってくれました。

メレンゲ、超美味しい。

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観た映画2本。


Up in the Air

邦題は、『マイレージ・マイライフ』みたい。

アメリカ中、色んな会社に行って、社員をクビにする仕事を
してるのがGeorge Clooney役の主人公。

なんだっけ、一年のうち200何日は、"on the road"で、
出張しまくりで、マイルを貯めることを趣味にしているの。

クビになった社員は、先が見えてなかったり、先なんて
なかったりして、状態が"up in the air"で。

主人公も常に移動していて、"up in the air"の時、
「ホーム」だと感じられる人で。

何年後かに見たら、時代を象徴していた映画みたいに
なるのかなぁ。

音楽、さすがJunoと同じ監督の映画だって思った。
ふわふわゆるゆる。

「パパは、また、今日飛行機?ご無事で。」

ってママからの今日のメールを見て、パパは一年に
何日間、"on the road"なのか、
何マイルぐらい移動しているのかを調べたくなったってね。

(ママ@東京、あんな@ワシントン、パパ@"up in the air"で
お互いメールしあってるんです。)

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(映画を観て、個人的に思ったことメモ)

大好きな人たくさんいるし、
その人たちにしばられていることだったり、
その人たちの存在は、幸せに感じれる重荷なんだけど。

その一つ一つの滞在先での、一時的な出会いとか、
出来ごと、、、ものごとの"temporality"と隣り合わせな
時間の過ごし方に、憧れてしまう。

その瞬間(と書いて「とき」と読んでみたり)のことだけを、
大切に、考えて。
先も見えないし、後戻りも出来ない、「安定」とか、ない感じ。

周りは、親とか、落ち着いて欲しいだろうし、
常にあんなが次に何しだすか分からないのは、キツイだろうなぁ。

でも社会に、"temporal"な生活を通してでしか、
こなせない仕事とかあったりしたら、
そういう、"temporal"な暮らし方をする人たちに
需要があるとしたら、あんなはそういうのに
適している方だと勝手に思ってたりする。遺伝?

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Les Poupees Russes

英語タイトルはRussian Dollsって言う、フランス映画。

去年あたり観て、大好きになった
映画L'Auberge Espagnole、『スパニッシュ・アパートメント』の
続きのおハナシ。

L'Auberge Espagnoleで、バルセロナでアパートシェアしてた
学生たちが、その内の一人だった、イギリス人のWilliamの結婚式@ロシアに
出席するために、また集まるみたいな設定なんだけど。

改めて観てみると、先学期知り合ったデンマーク人と、
映画の中に出てくるデンマーク人、超キャラそっくりじゃないの!

そしてCecile de Franceがやってる、ブッチレズビアンの子、
正義感強いところ、マリーにそっくり。

偏見は偏見だけど、たいていの場合その通りだから偏見なんだよね。笑

今あんなのいる留学生組みに、韓国人とドイツ人のカップルが
いるんだけど、その二人の結婚式の時、またみんなで
集まるのかなーって話して、楽しかった。

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とても「女子」なのだろうけれど、
どっかで写真家の蜷川実花さんのインタビューを
読んだのと、

マリーと、も一人、レンズも何種類も持ってて、プロみたいな
写真を撮るフランス人アーノルドのNYからの写真を見て、
いいなぁ、あんなもデジタル一眼レフとかで、プロい写真撮って
みたいなぁ思ってる。

買うなら、ねぇ、ドル安だし、たくさん旅行する機会のある、
今のうちだよねぇ、、、

2010年1月21日木曜日

まいにち書くものだから、

少しでも寝る前に書こうと。

今日は院の授業のアメ史講読。

『想像の共同体』とナショナリズムを元に、ディスカッション
だったんだけど、3時間があっちゅーま。

まず自分が個人的に、「自分の国」を意識した経験を
思い出してみようってエクササイズから始まり。

あんなの「自分の国」として意識している国は特に
決まってなくって、時々によって変わるのだけど。

「日本」を自分の国として考えてみると、やっぱり日本を
離れている時の方が、日本国家と自分の関係を意識するかなぁ。

あと旅行中ってか、どこにでも旅行に行ける時、
日本国籍であることの特権を感じる。

でもだからって、日本人の人とだと、必ず共感出来る
みたいなんもないし、国家単位で考えるだけだと、どこの
「国家」の人とも、ぶっちゃけfullyには共感出来ない。

アメリカの大きな州立大学にて、「マイノリティ」の立場を日本人として
経験しているからって、同じような立場にいる他の
日本人の留学生たちと何かを共有していたりする、
みたいな意識ってのは、ぶっちゃけない。

ああ、あんなの場所ってココなんだなぁって強く感じたり、
強く共感出来たり、「同族意識」みたいなのを感じたりしたのって、

"Spanglish"って言う、カリフォルニアに移住していく
メキシコ人親子の映画を観た時とか、

親にこっちの日本人の留学生たちに無視されたー!って言っても、
あんなが悪いんでしょって理解してもらえなかった時、
高校時代の友達たちには何も語らなくても、辛さが理解してもらえた時とか、

自分の周縁化されていたとしても、とても特権的な
立場にいるってことはどういう意味なのかについて考えるために、
Rey Chowの"Writing Diaspora"を読んだ時とか、

なんか、ぐちゃぐちゃと何が言いたいのか分かんなくなって来たけど、

でもその「同族意識」みたいなのをいつ感じたかとか考えてみると、
ずーっと、ちっちゃいころのことから考えると、
あんなは東京の今の大学を、あんなの「ホーム」として、呼べる。

そりゃ「所属」することによって誰か他の人を排除している
可能性とか色々あってとても危険なことでもあるのだろうけれど、

それでも個人的には、とても素晴らしいことで、あんなは
やっぱり、すごい恵まれてるんだなぁ、と。

素直に何でも好きって言えちゃうことって、なんか無批判な
感じでどうなんだろうと思うと同時に、やっぱり、
あんなは素直に大学が大好き。

ってのを、再実感出来た授業でした。ちゃんちゃん。

じゃなくって、笑

他にも、個人と国家との関係と、ナショナリズムはどうやって
形成されるのかみたいなハナシをしたんだけど。

ある国家に対して、全く、何の関係も持たないことは
出来るのだろうか、みたいなハナシになった時に、

一人のインド人とアメリカ人のハーフの学生が、

「例えば山の中に山小屋を一人で建てたとして、、、
一人でそこでひっそりと住んでいたら、、、」

みたいに、話してた時に、隣りにいた黒人のアメリカ人が、

(とても差別的なのかも知れないけど、他に自分の中で分かりやすい
表わしようが見つからない)

「いやそれ、アメリカの個人主義のイデオロギーに超影響されてるし。
ってか何Thoreauソロー(Existentialismの人)気取ってるんだよ。笑」

言ってて、面白かったってか、おお!ってなったツッコミだった。

うん、オチも何もないけど、今日の振り返りおしまい。

2010年1月20日水曜日

するすると。

今学期の授業は、

Seminar in American Political Thoughtアメリカの政治思想史
Theoretical Issues in Queer Studiesクィア文化(批評)・理論
Readings in American Studiesアメリカ史学講読
Comparative Public Policy比較公共政策
Macroeconomicsマクロ経済学(あいりんからの助言に従い)

だようー。

アメリカの政治思想史とアメ史学講読は大学院の。

政治思想史の方は、ThoreauやEmerson、Whitmanとか
文学の授業で扱いそうな人たちの思想を見たり、、、

アメリカ史学は見かけ?名前によらず、カルスタみたいな
感じで。

「ナショナリズム」とは何か、どの様に作られているのかを、
アメリカを対象に見るの。

さっそく"Imagined Communities"『想像の共同体』って本を
読んだんだけど。

(毎週一冊+論文一つな院のペース、、、)

「国語」の役割り、
小説とは同じ国(家)の人;同じ空間にいて、
同じ時間を送っている人を想像する行為の促進?に
どのような機能を果たしているのか、
新聞の見出しから、その国家と、他国との関係について
どういうことが読み取れるのか、
「地図」「統計」「博物館」の起源とかとか、、、

日本語のカタカナ、
日本国家の花、ソメイヨシノの桜、
高校時代に訪れたタイの山奥の少数派民族の人たちの村の学校は、
タイの公用言語ではなく、その民族の言葉で教育していたから、
タイ政府から補助金をもらってなかったこと、、、
について、考えさせられたり。

"Imagined Communities"の最初の訳書は、
日本語にだったみたい!
教え子だった人たちが訳したそう。

その教え子さんたち、所々、日本のコンテキストに合わせて
日本の文学作品から、例を出したりしたみたい。
すごいなぁ、「意訳」って、こういうことなんだろうなぁ。

ずっと西洋の例ばっかでも、なんか、想像つかないものねぇ、、、
(こう考えちゃうと、いけないのかも知れないけど)

アメリカの「マイノリティ」文化であるAsian Americanアジア系アメリカン文化を
扱ったり、Saidや、Bhabhaの作品も読んだりするみたいで、楽しみ!

クィア理論の授業、先生が高校時代のコロンビア人の
生物の先生、ピネダにそっくりすぎて。
比較的、浅い?薄い?肌色のインド人の先生で、もち、インド人なまりの英語。
服装もとてもメトロで、ゲイ。ゲイゲイしいゲイ。笑

扱うのはもっぱらクィア理論。
アメフト部の男の子たちの「熱い友情の絆」って
どんだけゲイなの言ってるセジウィク、

朝昼夕って、「時間」の過ごし方にも
ヘテロ・「正常」みたいなのがあるよね、
他の階層や、「所属」の人とは交わらないヘテロな
「空間」みたいなのもあるよね言ってるハルバースタム、

読み物が多くて、どれもとても難しい。

ほとんど院とやってること変わらない、、、
好きだけど。大好きだけど。

さっそくセジウィクの「カミングアウト」する行為のが面白過ぎて。

アメリカの軍隊に、"Don't Ask, Don't Tell"って言う、
同性愛に関する法律があるんだけど。

(クリントン政権ころに出来た。まだまだAIDSが大変なことのころ。)

相手のセクシュアリティを問いただすことは差別であって、
自分のセクシュアリティを語ることも、相手に対して「脅迫」になり得るから(はぁ?)、
同性愛の場合、聞かれなきゃすむワケなんだから黙ってろ
みたいな、法律なんだけど。

異性愛は、「カムアウト」すること自体が、ないじゃない。
前提として、あって。

例えば同じ職場の人たちに、「異性愛者なんです」なんて言っても、ねぇ。
あれま、じゃあ異性の誰かと関係を持つことになるかも知れないねぇ、
そしてアナタがAIDSでも何でも病気持ってたりしたら
大変なことになるかもねぇ、、、なんて、ほとんどの人は、考えないじゃない。

同じ職場の誰かと関係を持って、例えば結婚するようになるってのは、
majority of the time良いことで、「自然な流れ」として見られてるでしょう。

「異性愛」は前提として、あって。

色んな社会構造の脱構築みたいなのは、やっぱり好き。

比較公共政策は、色んな国の政策を見て、比較するっていう、
そのまんまな感じの授業なんだけど。

フェミニズムの視点と、環境問題の視点から色んな政策を見るの。

個々のグループのフィールドワークが大半になるみたいなんだけど、
あんなのグループはアメリカ合衆国の
環境問題に関する政策について見ることに。

ObamaのGreen Dealについて去年少し通訳しただけで、他は全然
知らないから、勉強することたくさんだなぁ、、、
ってまず、政治学の方法がよく分かってない気もするし、、、むむ。

毎日、いっぱいいっぱいに使わないと、するすると、
するするするする、

流れてっちゃう気がして。

先学期に引き続きガツガツ勉強しよう、おうおう。

2010年1月18日月曜日

Portland.



1/9/10-1/12/10

さぁさぁ、冬休み最後の都市、Portlandだよ!

この写真は橋の上から。
ポートランドは東と西に分けられていて、二つを行き来
するのに橋が10個?本?あって、Bridge Townって
呼ばれてるらしいよ。

ポートランドへは今週末、明日18日(月)がMartin Luther King Dayで
お休みなのを利用して行こうと、
最初は思ってたんだけど(ついでに冬休みの長旅で身体が
持たないだろうと思ってたし)。

アイシユの友達が、ドラァグショーに出るためにポートランドに
来るって言うから、急きょあんなも移動。

第一の目的は友達が出てるドラァグショーを見に行くこと
だったんだけど、そんなに大きな街ではないから、2日間しか
いなかったけど、ポートランドの観光も中々出来た思う。

西海岸って、あんなが今いるワシントン州もだけど、
カリフォルニアみたいに、医療目的としての
大麻の使用が合法化されている州や、
ポートランドみたいにクィアフレンドリーな場所や、
シアトルみたいにオーガニックマーケット(コレは
アメリカ全体で流行っているみたいだけど)が
たくさんあって、アメリカの
東海岸に比べてニュー・エイジーで、
ヒッピーで、住んでる人も若い人が多くって、
ある意味ってか、まだまだ普通に「発展途上」なエリアなんだよね。


(車のナンバー。Yoginiってのは、ヨガをやる人ってのを表わしていて、、、)

その中でも、なんかもう、ヒッピー・セントラル、ヒッピーたち
(そして福祉がとても充実してるって意味でホームレス)のメッカなのが、
今回訪れたポートランド。


Environmentally-friendly、環境問題に関心の高い人たちの
選ぶ交通の手段は自転車で、


家でガーデニングしてる人もいたりして。


コレはPowell'sって言う、アメリカだけでなく、世界でいちばん大きい
インディペンデント(独立?)な本屋さん。

中古の本も新しい本も、自主出版の本も、色々置いてあって、
Red, Yellow, Green, Blue...って、色別で本のジャンルが
分かれて置かれていて。


フェミニズム、クィア関係の書物はPurpleってね。笑


街行く人たちはみんなオシャレなすいとうを持ってたり、
ドレッドヘアだったり、政治的なデザインの(Free Tibet!とか)
Tシャツを着てたり、ヨガマットを持ってたりして。

シアトル同様、ポートランドも長居出来る感じのカフェが
たくさんあって、西海岸の「カフェ・カルチャー」は大好きだけど、
なんだろう、、、


ドラァグショーで知り合った人に、
"I love Princess Mononoke!"「もののけ姫大好き!」って
告白された時、んんん、やっぱりさすがに
ニュー・エイジー過ぎだなぁと感じた。

ついでにリベラルなのはもちろん大歓迎ってか、
当たり前にそうであって欲しいし、未だに南北戦争のころの
南部連合の旗を家の前に掲げている家庭も少なくない
南部とか本当にかんべんしてって感じだけど、

西海岸のこの「リベラル」さって、すごい「フェイク」で、
こう、みんな主体的に考えて、結果、リベラルな選択をしているのではなく、
自分を差別的じゃない、「理解のあるリベラルな人」として
表象したいがために、
「リベラル」な人がするであろうように、

オーガニックのバナナを買って、
ゲイ・ライツって重要だよねって語って、
「旅すること」を趣味としていて(決して「旅行」ではなく笑)、
「無神論」だけど"Eastern(どこから見てのEastだよって
ハナシだけど)"「東洋」の思想としての(禅)仏教とかには
関心を持っていて(リベラルかどうかとはちょっと関係ないか笑)、
チャリに乗って移動しているように、感じるんだよなぁ。

ポートランドの公共の交通機関はどれもバリアフリーに近くって、
障害者やお年寄り、妊娠している人フレンドリーで、
それに越したことはもちろんないのだけど。

そして色んな階層や、「所属」の人たちが交わることの出来る
機会や空間が多いことは、評価出来ること?とても
重要なことだってのは、分かってるつもりなんだけど。

選択肢のない人、ってのかな。

小麦粉アレルギーだから、そば粉を使った商品を
選ばざるを得ない人、

あるいはお金がなくってFood Stampsフード・スタンプ(アメリカの
生活保護みたいな制度の一部で、
スーパーでお金を払う代わりに払う国が
発行している「チケット」みたいなん)を使って、
安い冷凍食品や化学調味料どかどか使われている
加工食品を買うしかない人、

いちいちペットボトル飲料を購入している
経済的余裕がないから、
すいとうを使っている人や、

家族や職場の人に否定されても声を挙げて
ゲイ・ライツの重要性を訴えないと自分と
自分のパートナーの関係が国から「違法」として
見なされる立場にいる、

やむを得ず、
そうでもしないと、

身体、生活が危機的な状況におかれてしまう人たちの
声を奪っちゃうことになるんじゃないかってか、

その人たちを黙らせてしまって、
存在を消してしまうことになっちゃって、
その人たちは更にサバルタンSubaltern;周縁化されて
しまうんじゃないかって、気がして、

なんだろう、ほいほいと簡単に、大量生産反対!みたいに
言ったりすることって、とても危険で、とても怖いことのように感じる。

ドラァグショーはアイシユの友達のポートランドに住んでる友達で、
いわゆる「セクシュアル・マイノリティ」;LGBIT関係と
障害(者)の「自立」関係の活動をしている人の
団体Bridges to Independence主催ので。

(団体は主に障害者の人たちの支援をしてるのかな?)

観客だけでなく、パフォーマーの中にも発達障害の人もいて。

でも全く、なんだろう、NPO主催のチャリティ・イベントだったけど、
パフォーマーの障害者の人たち(に代わって、あんながどーこー言える
ワケでもないし、言うつもりでもないけど)に「やらされてる」感とかなくって。

こう、老人ホームのおばあちゃんおじいちゃんたちが無理やり
お遊戯みたいに歌ったりさせられたりしてるみたいな、「やらされ」感。

(やってる側も見てる側も、ムダに物事の不条理さについて
考えさせられて残念な気分になる感じの。無理、、、)

障害者だから、パフォーマンスをやってるのではなく、
単純にお化粧いっぱいしてヒールとか履いて踊るのが楽しいから、
やっているんだよなぁ、楽しみのためじゃないで、お情けのために何か
するのって改めてファックだよなぁって強く感じた。

観客のまなざしも、ってか、コレは単純にあんなが見てての
感想だけど、「障害者の人たち、辛いだろうに頑張って
やってるのね、、、」みたいなのではなく、
可愛い靴履いてLady Gagaに合わせて踊ってるー楽しそうー!!!って感じで。

フィナーレは観客も一緒に、みんなでABBAの歌に合わせて
みんなそれぞれ「我こそがDancing Queen!!!」状態。

あ、アイシユのお友達はなんとママと一緒に、
宇多田の"Can You Keep a Secret?"をやって。

ムスコはドラァグクイーンで、女装している男、
ママはドラァグキングで、男装している女で、
二人は恋人関係で、

"secret"ってのが、
お互い自身のセクシュアリティって設定で。

最後に"secret"を打ち明けて、ムスコは相手に受け入れられても、
ママは相手に拒絶されるって設定で。

MCのドラァグちゃんも、"Now MY mom would never perform with me..."
「アタシのママは、一緒に踊ってくれるような母親では
なかったわ、、、」みたいに紹介してたけど(大半がそうだろう)、
練習するところも見てたからか、ああ、ママもムスコが大好きで、
ムスコもママのことが大好きなんだなぁってのが
伝わってくるパフォーマンスだった。笑

おみやげにカルピスや、うどん、たらこスパの素まで差し入れしてもらい。

東京でも、普段から面白い本を教えてくれたり、
あんなの世界を広げてくれてる、大好きな、大切な大切なお友達。

ありがとう!♥

2010年1月17日日曜日

Seattle.



1/6/10-1/8/10

年が明けてから、5日まではインディアナ州で高校時代の
友達の結婚式(21歳、、、)に出席するために過ごしてたんだけど、

(冬休み中、3週間ちょいで北米中7箇所、移動しました。)

とりあえず、6日から二日間を過ごしたシアトルについて。

シアトルでは、高校時代の友人のリサのところにお世話になってました。

5人の女の子とシェアして住んでる三階建ての大きな家は、
お風呂にジャグジーがあったり、キッチンが二つあったり、
大きなバーベキューとか出来ちゃったりするベランダのある
豪邸でした。



最初の着いた日は、スタバ一号店もある、シアトル名物の
Pike Place Marketパイク・プレイスマーケットへ。



新鮮な魚介類、野菜や果物の他に、
お茶やコーヒーの専門店がいっぱいで楽しい市場。

誰かと一緒に、色々半分こしながら、食べ歩きしたい感じ。

夜はリサと一緒にたらこスパ作って、長旅で疲れてたので
早めにリサの大きなダブルベッドで一緒に寝る。

次の日の午前中、リサは病院でのボランティアのお仕事が
あったから、リサと一緒にハウスシェアしてる
メキシコ美人なヨランダにシアトルのおススメの
場所を色々案内してもらう。


シアトルが一望出来る公園に連れてってもらったり、

(写真の右の奥の方に見えるのがMt Rainierで、
真ん中らへんにあるタワーが、シアトルのSpace Needleスペース・ニードル)

ティーンでガーリーなシアトルで撮影された映画、
10 Things I Hate About Youの名所である、
(超若いHeath Ledgerヒース・レッジャーが出てる)


The Trollや、

(高速道路の下に生息している怪物なんだけど。そこは
昔、麻薬の取引きが多く行われたらしく、街が作ったとか。)


またまた見晴らしの良い公園、Gas Works Parkに
連れてってもらいました(ココも映画に出てくる!)。

午後はシアトル中の学生が集う、Capitol Hillにてリサと待ち合わせ。

お昼にベトナムの生春巻き、ゴイ・クンと、
フォーと、ベトナムのフランスパンを使ったサンドイッチ、
バイン・ミーを一緒に食べる。

シアトルはベトナム料理、タイ料理、お寿司・日本料理(食?)の
レストランが街の至る所にあった。

Capitol Hillでは、なぜかセックスショップに
行ったりして(リサと一緒だからこそ、有り得る展開よね)。

それからPioneer Squareってとこに移動して、
世界で二番目に高い場所にある、スタバに行ったり、

アメリカの宅急便サービス、United Parcel Serviceこと
UPSが始まった場所や、

あんな好きそうーって言われ、カフェがくっついてる本屋さんに
行ったり(一日過ごして、その次の日もその次の日も、そこで
過ごしたいって思うほど大好きになりました)。


ここの本屋さんも、カフェは地下にあったんだけど、
シアトルの街は昔は、地下にあったらしく。

そのころのシアトルを体験出来る、Underground Tour
なんてのもやってて、

行った本屋さんもだけど、そのころの街の作りを利用して
出来たようなお店もたくさんあったよ。

そしてリサに、絶対に行かなくちゃいけない!って言われてた
International Districtにある日系のスーパー、ウワジマヤへ。

目移りしまくり。
うな重はたったの$8っちゃぁ、$8だったけど、日本でも
それぐらいするでしょって感じだけど、
超迷いに迷った末に、とりあえず今回はあきらめ。笑


お惣菜コーナーには、お正月の色々がずらりと。

(「お惣菜コーナー」その物がとても懐かしかった。日本の
お惣菜コーナーは文化遺産です。)

とりあえず、半年ほどずっと求めていたしそと納豆を購入。

そしてシアトルでいちばん美味しいって言われてる、Cupcake Royaleへ。


Cupcake Happy Hourカップケーキハッピーアワーってことで、
6 for the price of 3のを。


(外観からしてとてもAmerican West Coast/西海岸モダンっぽい)

最後に毎月、最初の木曜日は入場無料になるからってことで、

SAMこと、Seattle Art Museumでミケランジェロの作品やら、

シアトル・西海岸らしい、モダンな感じの作品を鑑賞し、

リサ宅に戻って、7日だったから、夜はリサが日本から
持ってきてた七草がゆのレトルトを一緒に食べる。

夜はリサと一緒に住んでる子たちとアメリカの社交ダンス、
スウィングダンスをしに行ってきたよ!

やったことなかったけど、リードしてもらって、中々楽しめた!
またやってみたいなぁ思う。

レストランやバーではなく、どっかの市民会館の借りたスペースで
あったイベントで、踊ってる人たちみんなプロってか、
なんだろう、社交目的ではなく、ダンス目的で来てる感じで、
上手い人たちの見てるのも、楽しかった!

次の朝はリサにサトウのごはんをもらい、納豆ごはん。
しそも刻んで入れて。

日本にいる時は、毎朝食べてたから、半年間食べないで
来れたってのが不思議なくらいな納豆ごはん。

リサと一緒に七草がゆも食べれたし、納豆ごはんも
食べれたし、うん、2010年も、良い年になるっっ。

(そういえば冬休み中、マリーはお腹痛くなったり、エイリーは
少し風邪気味になったんだけど、あんなはいつでもどこでも、
ぴんぴんでした。身体にはとても恵まれてます。今年も大切にしよー。)

本当、こっち来てから秋休みの時はあいりんにボストン、
かっちにNYでお世話になって、
かっちには冬休み中もお世話になって、、、

色んな人のところに泊めさせてもらったりして、
街も案内してもらってて、、、

本当にありがたいなぁ。

もちろん、宿って意味でもありがたいんだけど、何より
同じ「学生」だから、それぞれの街の学生たちは、どういう過ごし方を
してるのかってのを一緒に経験させてもらえるのが、
とても貴重で、とてもありがたいなぁ、と。

Mont Royal...Mont Royal...Montreal.



12/26/09-12/29/09

クリスマスの後は、Montrealへ。

Quebecに引き続き、タイツを2枚履いて、更にモントリオールに
住んでるマリーの友達にファー付きの登山靴を街を歩くのに
借りて過ごしてたほど極寒で、
カフェに入ってばっかな過ごし方だったけど、
McGill Universityって言う、大きな大学もある学生街で、
学生向けな感じのカフェもたくさんあって、

Quebecは、完全に観光客向けだったし、住めないなぁって
感じだったけど、モントリオールはほとんどみんな
バイリンガルだったし、交通の便も良い感じで、カナダの
ボストンみたいな感じだった。


(登山中に遭遇。完全にhiking in a winter wonderlandだねぇ。)

Montrealモントリオールって街の名前は、
Mont Royalって、山の名前が由来なんだけど。

(森田、モリタ、モリタモリ、、、タモリ、みたいな具合に、
Mont Royal, MontRoyal, Montroyal, Montreal...みたいな)

モントリオールの中心に、どーんとあって。


コレは山頂からの一枚。

先に見えるのはモントリオールの中心街と、
その更に先に見える(?)のは、Saint-Laurent川。

香港のピークからの風景を思い出して、
ああ、確かに街の(面積で言う)規模は、香港と
同じ感じかもなぁって思った。

他にはユダヤ人のマリー提案で、モントリオールの
ユダヤカルチャーが感じられるエリアに行ってみたり。


ベーグルって、NYバージョンと、モントリオールバージョンが
あるらしく。

マリーのお友達おススメで行ったのは、St Viateur Bagel Cafe

写真撮り忘れちゃったけど、
味・トッピングは、セサミ、シナモン・レーズン、ポピー・シード、プレーン、、、
普通?NYとか、どこで見かけるのとも一緒で、
中に入れるのも、クリームチーズやら、別に特別なのでもなく、
カタチもドーナッツ型ってか、
どこで見かけるのとも一緒だったんだけど、
唯一の違いは、モントリオールのベーグルはNYのに比べて薄かった!


他にもユダヤ系のスモークミート、くんせいされたお肉のデリへ。

Schwartz's Hebrew Delicatessenってお店で、店内は観光客でごった返し。


注文したのは看板メニューのお肉のサンド。
お肉がすごい柔らかくって、美味しかったー!

(ベジタリアンのエイリーはコールスローを注文してた。笑)

他にもデザートで、Halvaハルヴァをマリーと半分こ。

マリーが「おばあちゃんの味!」って言ってたハルヴァは、
ごまをつぶして、はちみつと練って、ピスタチオを混ぜたので、
食感は抹茶飲む時に一緒に出される砂糖菓子みたいな感じ。

あんなは、また食べたい!と思うような味ではなかった。笑


他にはSaint-Laurent川のウォーターフロントやら。
あまり良い写真ではないけど、氷が流れてたの、初めて見た!


McGill大学のキャンパスも見て。

そしてフランス語がまた衰えてきてるのを感じさせられたなぁ。

それでもモントリオールやらケベック、カナダのフランス語は、
フランスで話されているのとは違う言葉づかいがたくさんあった。

例えば"Merci"/"Thank You"って言ったら、
フランスでは"De Rien"/"Your Welcome"もしくは
"Avec Plaisir"/"With/My Pleasure"って返ってくるんだけど。

モントリオールでは"Bienvenue"って。

間違ってはないんだけど、"Bienvenue"ってのはいわゆる、
「ようこそ日本へ」的な、「ようこそ」"Welcome"なの。

こう、空港とかで、"Bienvenue au Japon"って感じで、
使われてるイメージ。

他にもフランス以上に、フランス語、しかも古いフランス語に
こだわってるとこがあったと思う。

電車の中で、隣りの会話を聞いてたら、
"...faire les magasins...."って表現が聞こえてきて。

「買い物をする」みたいな意味なんだけど、フランスでは
英語をカタカナみたいに使って、
"faire les shopping"って、言っちゃうのね。

Quebecケベックをカナダとは別で、独立した場所だとして
考えている、民族意識みたいなのが感じられた。

2010年1月16日土曜日

Quebec.



12/23/09-12/26/09

去年のクリスマスはカナダのフランス語を話すエリア、
Quebecで過ごしました。

すごい小さな町で、たぶん主な産業は観光じゃないかな。

中心街には大通りが一つあって、


パン屋さんや(出来たてサクサクの
pain au chocolatチョコクロワッサン食べた♥)、

フランスらしく、creperie、クレープ専門のカフェ、

カナダらしくメープルシロップを売ってるちょこちょこしたお店が並んでて。

クリスマスは、同じ留学生のフランス人のマリーと
スコットランド人のエイリーと、この通りにあったちっちゃな
Chocolatierチョコレート専門店でお互いにチョコの詰め合わせを
作って、ちっちゃなプレゼント交換をしたよ。


イヴはカトリックの教会でミサに参加して
(マリーはずっと、「フランスでは行ったことないけど!
あたしユダヤ人だし!」言ってた 笑)、
クリスマスディナーして、


お城みたいなホテルのプールのジャグジーでぐだぐだ、
お部屋で泡風呂して、半年ぶりにお風呂に浸かって、
広い広いベッドで、遅くまで寝て、、、

luxe贅沢なクリスマスを過ごしました。

お風呂に浸かれたのが、いちばん嬉しかったってか、
すーっごい、癒されたなぁ。

正直なところ、クリスマス以外の時でも訪れたいかって
聞かれたら、たぶん、別にいいやって感じだったけど、

古いヨーロッパの小さな町をイメージして作られたんだろうなって
感じのQuebecは、クリスマスを過ごすには、良かったと思う。

そして20歳にして初(たぶん、、、)のホワイトクリスマスも
過ごせた!

寒くて寒くて、
3人で散策しようーって出歩いてみても、
寒さをしのぐために3分後にはどっか入ろう入ろうって
カフェを探してるってな状態が多かったけど(笑)、
雪とクリスマスが似合う町だったなぁ。

次はMontrealだよ!
今更だけど、しばらく冬休み振り返り日記は続くよ!

きゃあきゃあ。

去年の年末は中々忙しくって、ロクに出来なかったんだけど
普段、ママの実家で年末・お正月を過ごしてる時は、

毎年、自己満足でやってるのがその年の、

「読んだ本」、「見た展示・公演」、「映画」、「受けた授業」、、

ランキング。

1月から手帳を振り返りながら、ああそうそう、あの時は
あの授業を受けてたなぁ、
そういえばあそこの映画館で○○と観たなぁって、
思い出しながら。

で、去年のあんなの中でのベスト映画、

もうなんだろう、あんなの殿堂;hall-of-fameにもバリバリ追加の
作品だったのが、園子温監督の『愛のむきだし』なんだけど。


町山さんのブログのちょっと前のまで辿ってったら、町山さんの
ランキングでも、一番になってるー!!!


(憧れてる人と趣味が似てると、なんか、自分の趣味が肯定された
みたいで嬉しいよねぇ。)

あんなの、去年観た映画で他に良かったのは、


「ある朝、母が宗教に入っていることを知る。
ぼくはただ、対話するしかなかった。」

パパが一時帰国中、一人で飯田橋にある
ボランティアセンターに観に行った。

すごいすごい、強かった。
けどすごく、監督さんは優しい「視線
(と書いて「まなざし」と読む、にんべんイズム)」を
持った人なんだって伝わってきた映画。

"Jesus Camp"
町山さんとオセロの松嶋の番組で知ったの。
アメリカの南部で行われてる、キリスト教の福音派の子どもたち向けの
キャンプのドキュメンタリ。

"What Would Jesus Buy?"とか、マイケル・ムーアのドキュメンタリ映画
みたいにキャピキャピした?エンターテインメント性の高いように
編集されたドキュメンタリじゃなかったんだけど、
超面白かった。

"This Is It"
ありきたりだけど、ああ、すごい天才だったんだなぁ、と。
コンサートを観てるみたいな感じで、すごい上手く編集されてたと思う。

他には、
マドンナが初監督した映画で、Gogol Bordelloってバンドに恋した、
"Filth and Wisdom/ワンダー・ラスト"、

イスラエル占領下の土地に生まれた花嫁が、嫁いでいく一日の
プロセスを追った、シンプルなんだけど、
嫁いでシリアに行くから、その土地に、家族に二度と戻って
来れないってので、
「国境」って、なんなの、、、って考えさせられた、
岩波ホールで観てきた、

(フランスのジル・ドゥルーズの哲学を勉強してて、しかも
「国境」とかバリバリテーマな地政学とかについて勉強してる先輩の
やってる勉強をしたくなった)

レンタルで観た、"L'Auberge Espagnole"は、
フランス人の男子大学生が、
EUの学生が、他のEU内の国に交換留学する時に利用する
Erasmusエラスムス制度でバルセロナに留学して、
ヨーロッパの各国からの学生たちと一つのアパートで一緒に
留学生活を送るってストーリーで、、、

(あんなは秋から"L'Auberge (Apartment) Etats-Unis"だー!!!って、
留学ヒュー!!!ってテンションになったのを覚えてる、、、笑)

『愛のむきだし』はずば抜けて良かったから、本当に、いちばんって
言えるけど、他は、どれも、うん、良かったかなぁ。

『愛のむきだし』もそうだけど、
ついでに去年は、「宗教」がテーマの映画をたくさん観たなぁ。

他にもShelby Knoxやら、What Would Jesus Buy?、Religulous、
Enlightenment Guaranteedやら、、、観たなぁ。

どれも、ああ、そうそう、こうゆーことについて勉強したいのって
思える、映画だったんだけど、もう、コレなの、コレ、って感じたのは、
『愛のむきだし』だったな。

うん、東京戻ったら、DVD買う。

2010年1月2日土曜日

最後の3日間を振り返っただけでも、


カナダ旅行記も書きたいんだけど、後回し!

とりあえず、未だに全部が本当だったのか、信じられないぐらい
素敵過ぎた、

NYの何もかもに酔い知れた3日間のことを、記録しておく。

29日


夜に戻ってきたんだけど、最初の夜はWest Villageにあるジャズバー、
55 Barへ。

世界的に知られている(らしい)サックス奏者の人の演奏もあって、
音楽は言うことなしってか、ジャズ分かんないし、「ジャズ」を語るつもりは
ないけど、こう、ヒュー!!! I AM IN NY!!!って感じで、アガルー!!!ってなノリで言うと、
もう、言うことなしで。笑

雰囲気的に言えば、こう、
大声でしゃべる感じでも、
全くシーンっと、教会みたいに静かにしてる感じでもなく、

お互いの耳元でささやき合うぐらいの音量で語り合うのに
ぴったりな感じの、良い音楽で。

そこで東インド出身の人がリードボーカルのバンドの人たちと
一緒のテーブルになって、お友達になり。

東インドの音楽と、英ロックを混ぜた感じの音楽を作ってるそう。

ボストンの音楽学校出身の人たちで、その頃からの友達同士で、
バンド活動を続けてるとかで。

(あんなたちの高校時代の先輩で、ドラムが超上手くって、ハーフで
イケメンな彼が通っているのと同じ学校!)

他にもヴェネズエラ出身ベルギー育ち、ボストンにある美大卒で、
今はアクセサリーをデザインしたりしながら、週末はフェア・トレードの
チョコレートをマーケットでプロモーションしてる子とお友達となったりして。

大学時代、ルームメイトが日本人だったのーって一緒に日本語で
話したりして。

30日

かっちと2ヶ月間ほど一緒にギャラリーでインターンしてたアンリと
再会、一緒にブロードウェイで劇を観に行くことに!

ブロードウェイの劇はどこも、Student Rushって言って、
学割みたいなのがあって。
売れ残ったチケットを毎回、公演の2時間前に抽選で、
学生対象に$25ぐらいと、格安で売ってくれるのがあって。

それを狙って行ったんだけど、

Wicked, Mamma Mia!, Ragtime, Jersey Boys...

どこも人いっぱいで、
どれもハズレまくって、もう何でもいいや!ってなって、
テキトーに入ってみたとこで、なんと学割チケットが余ってるって
言うから、迷わず購入してみたら。

ミュージカルではなく、ただの劇で。

(この時点でギラギラしてて、派手派手で、アガルー!!!なミュージカルを
期待してたゲイ二人はげんなり。)

内容がまたひど過ぎたから、二人でぺちゃくちゃしゃべりながら鑑賞(最低)。

終わってから、またまたWest Villageにあるバーへ。


今回はStonewall Innってとこへ。

ここはLGBITQA(もう何がなんだか)の人権、、、?解放運動?の
歴史の中で、とてもとても、重要な場所だとか。

1969年、警察に捜査されたか、されそうになったか、
警察と何かがあって、警察が何人もの同性愛(行為)者の人たちに
無差別に発砲したらしく。

それでも立ち向かったとか何かで、
サンフランシスコのハーヴェイ・ミルクの写真の現像屋さんの、
NY版的な場所なの!ってアンリが教えてくれた。

2009年は40周年か何かでもあったらしく、
アンリと、今年中に来れて良かったねーなんて言ったり。

その日はビアン・デーか何か知らないけど、女の子が大量に。

角刈りで、ちょ、分かりやす過ぎでしょってな女の子もいたけど、
何だそれって感じだけど、「っぽくない」ってか、
ヘテロ男子が好みそうな女の子もいっぱい。

アンリとd(ressed) a(s) a g(irl)ドラァグ;「女装」について
話したり。

(ああ、アンリ本当に、短い間だったけど、また会いたいなぁ、
優しい、可愛い子だったなぁ、、、)

31日

最初の夜から、わあああNYのちょこっと入口が分かりにくい、
階段をいくつか下りて入っていく、照明が落としてある、
ジャズバーで知らない人たちと話して、笑って、超気持ちよかった!
なんて思ってたけど。

その29日、大晦日の予定、ないんだーって言ってたら、
タイムズ・スクエアは、観光客ばっかだし、寒いし!ってことで、
new year's eve、大晦日もそのバンドの人たちと、彼らの
愉快な仲間たちと過ごさせてもらうことになり!

Brooklynブルックリンにある、彼らのフィクションか?ってなぐらい生活感のない、
色んな面白い楽器があるアパートに招待されて、
カウントダウンはその彼らのアパートのベランダから。

近所の誰かが(アーティストの人たちがたくさん住んでる
地区みたい)、プライベートで花火を打ち上げてて。

シャンパンなしの大晦日なんてありえない!なフランス人の
友達が「フランスでなら半額なのに、、、!」って愚痴りながらも
買った、Moet et Chandonモエ・シャンドンで乾杯しながら、

花火を見上げながら、年越し。

その後は、フランス人の友達で、同じ交換留学生で、同じく
NYに来ているアーノルドに誘われ、なぜかマンハッタンのChina Town中華街に
あるフレンチビストロ・バーへ。

アーノルドのNY在住でデザイナーやってる叔母さんも、旦那さまと夫婦で
来てたんだけど。
その旦那さま、日本人でタカミチって言う人だったんだけど、
わーフランス人女性を落とした日本人!!!って感じの叔父様だった。苦笑

そこで朝の5時近くまで踊り明かし、

再び弾丸トラベラーのノリってか、
前の日、起床時間遅かったっちゃぁ遅かったけど、
貫徹で、

タクシーの運ちゃんとぎゃーぎゃー交渉しながら、
8:00AMのフライトに乗り。

搭乗前、ラテ飲んでたのにも関わらず、
飛行機乗ったら、もう離陸する前から爆睡。

今はアマンダの結婚式場の近くの空港で、
今年の目標にダイエットすることを入れるべきかどうかなんて、
アホなことを考えながらお迎え待っているところ。

自分でも書きながら、ほんと、
フィクションみたいな
3日間だったなぁと。

文章ではまとめ切れない、
表現し切れないほど。

(だからいつも以上に文章にまとまりないんだってことで。)

そして、理想の過ごし方だったなぁ、と。

一緒に勉強している友達と行ってみたジャズバーで、
音楽やっている人たちと出会い。

次の夜は、かっちと同じギャラリーでインターンしているベルギー出身の
アンリと劇を見て、Stonewall Placeで飲んで。

大晦日は後輩クンに、キラキラしたバレエシューズが欲しくて、買い物に
付き合ってもらった後に、それを履いてジャズバーで知り合った人たちの
パーティーに一緒にカウントダウンしに行って、年越して、朝まで踊って。


Times Squareタイムズ・スクエアでの年越しも、
もちろん、世界的に大きなイベントだけど、

ニューヨークで毎日を過ごしている
アーティストの人たち、その土地の人たちと、
だだっ広いシャレオツなアパートのベランダで、
Moet et Chandonで乾杯しながらの年越し。

しようと、したいと思っても、
そう簡単には、出来ない年越しが過ごせただけでも、

2009年、

最後の3日間振り返っただけでも、

つっても、
いつ振り返っても、

うん、良い年だった、
最高に良い年だった、色々あったっちゃぁ、あったけど、
それほど、取り返しのつかないことや、
2010年や、これからに持ち越せない思い残しってないやって思えるほど、

恵まれた年だったなぁ。

そしてまだまだ、この3日間の刺激によるハイは続きそう、、、!

さぁさぁ、お迎えがきたよ、もうすぐみんなと再会だ!♥